カスタネット制作見学「あかね工房」
神奈川県上星川駅から徒歩5分にある「あかね工房」で、森のカケラのカスタネットの制作の様子を見学させていただきました。
あかね工房の障害者の方々が、カスタネットを一つ一つ丁寧に組み立てている様子を写真撮影。
カスタネットの材料は、神奈川県の育成林のヒノキとスギの間伐材からまだ使える部分を切り取ったものです。
作業工程は以下のとおりです。
①カスタネットのパーツを磨きます。
②磨き終わったパーツをチェック
③ゴムを通す
④カスタネットを包む
⑤麻ひもで結ぶ
⑥完成!!
もう少し詳しく説明すると
①カスタネットののパーツをやすりで磨き、バリがないよう表面をなめらかにします。
②磨き終わったパーツをさらにチェックします。
③パーツを2枚合わせて、ゴムを通します。
④カスタネットをカラフルな紙で包みます。
⑤包んだカスタネットの口を麻ひもで結びます。
⑥森のカケラのカスタネットが完成です。
といった作業工程になります。
全ての工程終了後、出荷できる状態となります。(写真1)
見学に伺った時は、8人の方で作業を分担し、流れ作業で協力して制作されていました。(写真2)
今年度は、さらにこの森のカケラのカスタネットが「かながわ木づかい運動」と「ともに生きる社会かながわ憲章」の推進にむけた取り組みの一環として、県とかながわ木づかい推進協議会が連携しておこなうコミュニケーション活動であるということがわかるように、カスタネットの裏面に「かながわ木づかい運動」の刻印が押されています。
あかね工房のみなさんが、一つ一つ、丁寧に心を込めて制作してくれたカスタネットを手に取っていただくことで、「かながわ木づかい運動」をもっとたくさんの県民に知っていただき、神奈川県の森のことを考えるきっかけになるよう、この取材を通して感じたことをWEBサイトで発信させていただきます。
「あかね工房」様、訪問させていただき、ありがとうございました。