カーボンニュートラル実現に向けて何をすべきか!?
前回、カーボンニュートラル(脱炭素)の実現についてお話ししました。今回は、そのカーボンニュートラルを実現するために、私たち個人個人が出来ることをご紹介していきます。
個人でできること
緑を育てる、緑を増やす
植物は、人や動物、消費活動から排出するCO2を取り込み、O2を作る光合成を行います。
個人の家庭でも、緑を育てて増やすことができます。家庭菜園やプランターによる緑化計画などでCO2削減に貢献をすることが出来るのです。
庭のある一戸建てでなくても、マンションのベランダなどでもプランターなどを使えば容易に行うことができます。鉢と土と苗や種があればできる非常に身近な緑化活動だと言えます。
また、緑は光合成だけではなく、視覚的に癒しを演出することもできるので、観葉植物を家庭内に置いてみることからスタートするのもよいでしょう。
日常に木を取り入れる
木は育っていく過程でさかんにCO2を吸収するため、カーボンニュートラルを達成するうえで大きく注目されています。しかし、大きく育って成長が止まるとCO2の吸収量が減ってしまいます。
大きく育った木は伐って木材として利用し、再び苗を植え、育てることで、CO2吸収量を維持・増加させていくことができます。
また、木材は加工時に消費するエネルギーが少ないことからも温室効果ガス排出量の抑制にも貢献します。地元の木を使えば、運送距離が短くなり、温室効果ガスを更に抑制することにもつながります。
身の回りのものをプラスチックなどから木に置き換えることでもカーボンニュートラルの実現に貢献できます。
身近なところからカーボンニュートラルに参加してみよう
木材関係以外にも、暮らしのなかで出来るカーボンニュートラル活動はあります。ぜひ、楽しみながら活動してみましょう!