神奈川県内には、
丹沢大山や箱根といった山々から、
里山や市街地近郊の樹林地まで約9万5000ヘクタール、
県土の40%近くを占める森林があります。
しかし近年、
丹沢大山でのブナ・モミの立ち枯れや、
山地・里山での手入れ不足などにより
県内各地で森林の荒廃が進む状況となっていました。
そこで神奈川県では、
前の世代から引き継いだ森林の様々な恵みを子や孫に手渡すため、
県内の森林全体についての再生の方向と目指す姿を示した
「かながわ森林再生50年構想」を平成18年に公表し、
森林再生の取組を県民の皆さんとともに「未来につなぐ森づくり」を進めています。