神奈川県のウッドデザイン賞受賞作品⑥
ミナカ小田原
「ウッドデザイン賞」は木の良さや価値を再発見できる製品や取組について、特に優れたものを消費者目線で評価し、表彰する顕彰制度です。
これによって木のある豊かな暮らしが普及・発展し、日々の生活や社会が彩られ、木材利用が進むことを目的としています。(林野庁補助事業)
林野庁ホームページより
引き続き、2021年受賞作品をお届けします。
2021年受賞・株式会社シェルター(山形県) / 万葉倶楽部株式会社 (神奈川県) / 五洋建設株式会社 (東京都) / 株式会社石井工務店 (静岡県) / 株式会社アンデザイン (東京都)
- ソーシャルデザイン部門
- 建築・空間分野 ― 店舗・施設関係/店舗・商業施設
「宿場町のこころを、いまに再現する」をコンセプトとした小田原駅隣接地区整備事業の複合施設。
小田原城の文化や歴史との調和を図った和風木造建築の低層棟「小田原新城下町」には和素材や神奈川産杉材を使用した。
交流広場、高層棟と一体となり、商業・宿泊・公共施設の機能を持つ、まちににぎわいを創出する拠点である。
評価のポイント
伝統的な旅籠をイメージさせる木造建築に地元企業の店舗などが入っており、旅の楽しさや賑わいを感じさせる良質な施設となっている。かつての宿場町らしい雰囲気を醸し出しながら、木質耐火素材を活用し、古の人々も感じたであろう木の魅力を表現している。
- なお、ミナカ小田原の低層棟においても神奈川県の補助金が使われています。