(財)日本木材総合情報センター 木質系資材等地球環境影響調査報告書(1995)より作成
前回(10月21日)の投稿記事『森林は地球温暖化防止に大きな役割を果たす』でもお伝えしましたが、建築や家具などの分野で、鉄・アルミ類の使用を木材に変えていくことにより、二酸化炭素の放出を抑制する効果があります。
実際に住宅を建築する際、工法別の製造時炭素放出量を試算した例では、木造1.00に対し鉄筋コンクリート(RC)造4.24、鉄骨(S)造2.87という結果になっています。
炭素放出量という面から、木造住宅が他の住宅より圧倒的に優れているといえます。